江戸時代の日本では数学が飛躍的に進歩しました。佐久間庸軒は三春藩藩校「明徳堂」で数学を教え、2000名の門弟を教えた和算家です。当時の数学者や数学愛好家は、数学の難問を解くと神社や寺に「算額」を奉納していました。御祭厳島神社の天井には143枚の天井絵が奉納されていますが、そのうち6枚が「算額」です。絵師が描いた数学の図形問題は、グラフィカルでビビットな色使いで、抽象画にも似たデザイン画です。三春町内の狐田稲荷神社、田村大元神社、平沢諏訪神社でも「算額」を見ることができます。
福島県田村郡三春町大字御祭字幅遠内273
御祭厳島神社